緑に囲まれた植栽デザイン

s_DSC_0631 (2)

「お花でいっぱいのおしゃれな庭にしてほしい!」っていう依頼がよくありますが、庭園の植栽や花壇のデザインの際、個人的にいつも心掛けていることがあります。それは、華やかな一年草や花ものの宿根草とそれ以外(高木、低木、灌木、生垣等といわゆる花の咲かない草もの)のボリュームです。高木や中木を植えた後はつい宿根草や一年草に目が行きがちですが、お庭を引き立たせて宿根草や一年草の華麗な花を一層きれいに見せるには、意外と中低木やグラスの役割は大きいと思います。

上の写真は、メンテナンスの際に宿根草や一年草を入れ替えた時の全く花もののない状態ですが、これが庭全体の植栽の骨格になっています。高木や生垣以外に、柑橘系のゆず、ユキヤナギ、クチナシ、プリペット・レモンライム、ロニセラ・レモンビューティー、ツルマサキ・エメラルドガエティーなど、緑のボリュームを出すために植えた低木が2~3年で、だんだんと膨らんできてくれました。

こういう植栽デザインをする理由がもうひとつ。それは、メンテナンスが楽だからです。お花ばかりの花壇は常に手入れをしておかないと綺麗に保てませんが、低木を増やすことによって、普段は全体の2~3割程度の宿根草と一年草のスペースだけ気にかけていればいいわけです。

イギリス人のようにお庭に時間はかけられません。これからも、現代のお庭やエクステリア外構に合った植物の組み合わせを探求し続けていきます。

メールでのお問い合わせ
SHARE
Facebook Twitter Google+

植栽

2014年12月18日