近頃、お客様からの上記写真のようなコニファーの撤去処分のご依頼が続いています。15~20年前のイングリッシュガーデンブームの時にいろんな品種が出回るようになり、その美しい葉色から、庭木としてよく使われるようになりました。お庭をデザインする際に、コニファーの植栽がとても流行った時期がありました。ほとんどの場合、撤去の理由は、
・大きくなりすぎた
・途中の葉が枯れこみ、見栄えが悪い
・強風で傾いてきた
などといった事のようです。
コニファー(針葉樹)のほとんどは数十メートルにもなる高木が多いですが、園芸店などに並んでいる品種の多くは、特に成長が早く、その割には根っこ部分はあまり伸びていないものが多いので、強風で倒れる等、すぐにいろんな不具合が出てきます。お庭をデザインする際は、長期の視点が必要です。特に植栽に関しては、成長スピードやどのくらいまで成長するのかを調べましょう。成長が遅い樹種、品種を厳選し、横に広がる矮性や匍匐(ほふく)性のコニファーと組み合わせれば、本当にきれいなコントラストのお庭がつくれる素晴らしい素材です。購入される前に必ず、その品種や特性を調べてから植える習慣をつけましょう。エルソルでは、これからもあらゆるスペースに合ったコニファーの品種を探求し続けていきます。
大阪で植栽に関するご相談ならエルソルにお任せください。