今回は、かわいらしい小さな3人のお子様がおられる素敵なご夫婦からの外周り(エクステリア)のご依頼。
地元の設計士さんに設計を依頼されたというお家は、白と黒を基調にしたモノトーンのシンプルな外観で、インテリアのフローリングや家具もダークブラウンですっきりまとめられ、吹き抜けの白い螺旋階段がとても印象的なお宅でした。
今回のエクステリアのご依頼内容は、
・素敵なテラスガーデンで子供たちと思い切りアウトドアリビングを楽しみたい
・四季の移ろいを感じられ、季節の草花が楽しめるアプローチが欲しい
・リビングや吹き抜けの階段から綺麗に見える大きなシンボルツリーが欲しい
・ガーデンは草花の手入れがし易く、雑草にあまり手の掛からないデザインにしたい
・お家を建てるときに手がまわらなかった既存の石垣や植栽をうまく生かしたい
といったものでした。
もともと竹の多く自生する土地柄でもあり、粘土質で極端に水はけの悪い庭土は常に湿った状態だったので、リビング続きでタイルや石張り部分を広くとり、それ以外の部分は土壌改良で水持ち、水はけを良くしました。骨格になるアオダモ(4m)は玄関続きの吹き抜けから綺麗に見えるように配置、シンボルツリーとして存在感たっぷりに枝葉を広げてくれています。
メインのタイルと石張り舗装はシンプルモダンな建物のデザインをこわさない様、余計な色やデザインをあえて使わず、とにかくシンプルに直線的にあしらいました。
子供たちといっしょに水やりをしたり、草花をお手入れされている姿を想像するだけで楽しくなってくる。そんなエクステリア&ガーデンです。