外壁の塗装のはがれが著しく、数年おきに吹付け塗装のやり替えをされていました。
ご相談を受けて調べてみると、経年劣化で鉄筋コンクリートの躯体のクラック部分を通じて、内部(植栽用盛り土)から水が外に浸み出し、塗装面が水膨れのようになった箇所が何ケ所も見つかりました。
何度吹付けを行っても同じことの繰り返しになるので、思い切ってタイル張りの仕上げに変更することをご提案させていただきました。
ケレンを使って専用の塗装剥離剤で既存のペンキをはがし、クラックその他劣化部分を補修、専用接着剤を使った工法で今回細めのボーダータイルで仕上げました。
既存建物や車庫部分のデザインを壊さないよう、何十種類ものタイルを取り寄せ、お客様とともにとことん悩みましたが、最終的にホワイトの細めのボーダータイルに落ち着きました。水の浸み出しも止まりイ、同時にメージも一新できたと大変喜んでいただきました。表札前のオリーブの鉢植えももうすぐ植替えられるみたいです。